Vietnam 〜ベトナムでの支援活動

中国よりも複雑なベトナム

 ベトナムも中国に類似しており、学校建設や施設整備を含め、より複雑で多様な支援を必要としています。  まずあらゆる面で立ちれている学校施設・設備の改善が必要。特に学校生活に不可欠な飲用水の確保や、より衛生的なトイレの設置は喫緊な支援を要しています。

一口5千円から支援できます!

ベトナムでは、幼稚園・小学校・中学校への浄水器建設支援や、
日本に留学、就職したい方々への支援を行っております。
  おかげさまで2012年7月現在、4号機まで設置済み。累計約4000名の生徒と先生方に安全な水を提供しております。
  皆さまの支援で、ベトナムの学校施設に浄水器を設置し、子供たちに安全な水を飲ませてあげられます。ぜひご協力ください。

支援活動実績    since 2010

 ベトナム中部ハーティン県での学校支援として、生徒たちに安全な水を供給する飲用水装置の設置を開始しました。  この活動が評価され、ベトナム国営テレビの特番や全国紙の新聞で、ベトナム全土に広く紹介されました。

JIFAの活動を報道するベトナム各紙

 『VNMedia』紙は2010年10月4日、「JIFAがHATINH省で浄水装置の援助」の見出しで、  「・・・JIFAは、貧困地域であるLOC HA郡を選び、同郡THICHL OC中学校へ約1億ドン(約38万円)をかけて浄水装置の工事を展開した。  この浄水装置のお陰で、生徒たちは煮沸する必要もなく直接水が飲むことができるようになった。この浄水装置の援助によって、生徒たちの健康が保証されるばかりでなく、彼らに水の大切さについて関心を持つ意識の向上につながることにもなる。」 と報じています。  この報道のようにJIFAはハーティン県以外での活動を展開するか否かはともかくとして、この期待をバネとして、同県で着実に援助を行い、生徒たちが水の大切さについて関心を持ち、意識の向上に役立つように出来るだけのサポートをする方針です。

浄水装置の仕組み


   テインロック中学の水は、地下水を機械的に処理しています。鉄分・マンガン等の除去のために2本のボンベを通過させ、殺菌のために紫外線やオゾン発生器を備えています。  深さ30〜40mの地下水を汲み上げ(一般家庭の井戸は通常5〜6mの深さ)、水量も1日2500g供給可能となり、生徒600数十人と50人の教職員の飲用水、教員住宅に住む20数人の先生方の生活用水も十分にまかなうことができるようになりました。

ベトナム支援の流れ

ベトナムからの感謝の声

新しい学期が始まりました。この貧しいティンロックに住む私たち生徒は、学校へ行くことがとても楽しみです。それは、JIFAの方が設置して下さった浄水機があるからです。  衛生的な水を利用することは、私たちにとっての夢であり、実現する日が来るとは思ってもみませんでした。しかし、それが今や現実となっているのです。 蛇口から出てくる水を飲む、この行為に私たちは誇りを持っています。  貧しいベトナムの生徒たちに誰も関心を払わないと思っていましたが、私たちが写真やテレビでしか見たことのない、遠い日本の人たちから関心とお世話をいただいたのです。JIFAと日本人の皆さんに、深くお礼を申し上げます。私たちは、これからこの浄水機を大切に使い続けていきます。  日本人の皆さん、JIFAのみなさんがこれからも健康、幸せでありますように、これからも、日本とベトナムの関係が良好でありますように。
ティンロック中学校 7年
(当時、中1)C組
グエン・ティ・チエウ・ティン

私は、ハーティン県ロックハー郡ティンロック中学校で教師をしています、グエン・ピエン・トゥイと申します。私たちのために、浄水装置を設置して頂いたJIFAへ手紙をお送りすることができ、大変光栄です。  浄水装置を設置する前は、私たちは生水を汲んでいたので、衛生状態も悪く、子供たちや私たち教職員も、よく腹痛や下痢といった症状に苦しんでいました。 このことは直接、教育や学習にも悪影響を与えていました。  しかし、昨年、JIFAや支援をして下さった日本人の皆様のお陰で浄水装置が設置され、衛生的な水を享受することができるようになり、教職員と生徒の健康が保証されました。  私たちを生水から守り、衛生状態を改善して下さったJIFAと、支援を下さった日本人の皆様へ感謝の意を示します。  もう一度、私たちに浄水装置を設置して下さり、本当にありがとうございました。
テインロック中学校 教師 
グエン・ビエン・トゥイ
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